DATE 2017/05/19Category: 不用品買取

蔵まるごとの査定、買取はできるのか?

相続などで蔵を中身ごと譲り受けた場合、価値があるものが入っているのか、ガラクタだけなのか、素人目にはなかなか判断がつきません。不要なものは捨てなければならない、価値のあるものは売りたい、それを同時にかなえる方法がありますよ!

売るのも片付けるのも、
蔵ごと一気にできます!

実家を売って兄弟で分割することになった。蔵があるのだが、中身の価値がさっぱりわからない、そんな時はとても困りますよね。
蔵は耐火性能と防犯性能に優れた漆喰作りの倉庫です。納屋や物置とは違い、貴重品を入れるために作られたものなので、お金持ちの象徴とも言えます。江戸時代に作られて、中身がそのまま受け継がれてきた蔵などは、宝の山だったりもします。
しかし、度々相続を繰り返して中身が分けられていたり、売られていたりして、納屋のような使われ方をしてきた蔵というのも多くあります。
蔵の中身を片付けたい場合は、二つの方法があります。

    専門業者に査定してもらう場合

    骨董品や美術品は、古美術鑑定の専門業者がいます。もし相当古い物、価値のある物がありそうなら、専門の鑑定家にお願いした方が良いでしょう。

    メリット 高値がつく

    専門家は最も高い鑑識眼を持っていますから、間違いのない値をつけてくれます。2016年に『開運!なんでも鑑定団』が曜変天目茶碗につけた値は2,500万円でした(番組放送後に一悶着ありましたが…)。高い鑑識眼がなければ、世界に3つしか現存しない茶碗の真贋など見抜くことはできないでしょう。こういったお宝が、ご自宅の蔵にもないとは言い切れませんよね。専門の鑑定家は専門の売却ルートを持っているので、それも高値がつけられる理由です。

    デメリット1 専門家でも結局ジャンルがある

    骨董と言ってもカバーするジャンルは様々、時代は何世紀にも及びます。古伊万里に詳しい鑑定家、書に詳しい鑑定家、浮世絵に詳しい鑑定家…というように、得意分野があります。偶然お願いした鑑定家が、偶然あなたの持ち物に詳しい鑑定家だった、という方が稀有でしょう。一人の鑑定家の意見を、どこまで鵜呑みにするかはあなた次第ということです。

    デメリット2 不要品は持っていってくれない

    専門性に長けた鑑定家は、買い取れる物しか引き取ってくれません。売ったところで二束三文なら、処分したいから差し上げますと言っても、彼らは売れないものは持っていってくれないのです。

    不要品回収業者に一任する場合

    不要品回収業者は、実務的には買取も行っている場合が多いです。そのため古物商免許を持ち、骨董鑑定のできるスタッフを揃えている業者もあります。

    メリット 短時間で買取も処分もできる

    鑑定・買取と、処分が同時に済むことです。本当に高価な国宝級の骨董があり、たっぷり時間があるのなら複数の骨董商に鑑定を依頼した方が良いですが、そうでない場合は骨董買取のできる不要品回収業者に頼んだ方が一度に終わって楽です。

    デメリット 鑑定力は専門家には負ける

    骨董品鑑定だけをしているわけではないので、どうしても鑑定力、持っている情報は専門家には負けます。

    まとめ:蔵まるごとの場合は状況によって業者を使い分ける

    由緒正しい歴史あるお宅の蔵で、お宝間違いなし、時間もたっぷりある場合は専門の鑑定家を。中身にはあまり自信がない、時間もないという場合は不要品回収業者を。使い分けるのが一番です。不要品回収業者は、買取、回収、清掃までできる何でも屋さんです。相続の関係で早く整理しなければならない時は、便利だと思いますよ!

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